neonewtypeのブログ

140字に収まらないしツリーに繋げたくないとき用

服を買った話

美容室に行くための服を買った。チェーン店の安い美容室だけど引きこもりの私にとってはかなり気合いの入ったお出かけになるので、なんというかちょっと大袈裟にいうと「戦闘服」。

Twitter(X)には勢い余って「ニディガ(※)のあめちゃんみたいな服」と投稿してしまったけど、よくよく見……なくてもあめちゃんのそれではない。パフスリーブだし。要するに「地雷系」ファッション。

(※ゲーム「NEEDY GIRL OVER DOSE(ニーディーガールオーバードーズ)」の略。詳しく書くのめんどくさいからggrks)

でもいいんだ、可愛いから。安物だから生地がペラいとかイマイチな点はあるんだけど可愛いから許す。あと値下げしてたから許す。

いいんだ、どうせ一回しか着ないだろうから。

外出するときは、家からの距離に比例しておしゃれしなければいけない。遠ければ遠いほど、それからすれ違う人が多ければ多いほど身なりを整えなければいけない。


私は昔、ゴリッッゴリのパンクロックファッションで精神科に通っていた。というかパンクロックファッションが当時の私にとっての普段着であり武装だったからどこに行くにもそうだったわけだけど、にしても病院、それも精神科通院でガッツリフルメイクに革ジャンやらファスナーだらけの黒いカットソーやらタータンチェックのスカートやらロッキンホースのブーツやらを身にまとってるのは誰がどう見ても一目瞭然で「頭がおかしいヤツ」だっただろうなと思う。そもそも頭がおかしいから精神科に通ってるのだが、それにしてもだ。とはいえ精神科なのでファッションについては医師にも看護師にも特に何も言われなかった。他の科だったら絶対苦言を呈されていたと思う。

みんな!病院に行くときはすっぴんで、何か検査をする可能性がある場合は着脱しやすい服装にしような!


無職になって引きこもりになって以来おしゃれをサボっているので、化粧品ももちろん全然減らない。もったいないというより、なんだか「このままでいいのか?」という気になってきた。「マナーとしてこれくらいは」という仕方なく、嫌々という気持ちでする化粧ではなくて、もっとこう「変身!!!」って勢いで威勢よくする化粧が私は好きだ。

だから、出勤前の化粧は私にとっては苦痛ではなかった。すっぴんは恥ずかしいとかそういうのではなく、意識(と顔)を「仕事モード」に切り替えるために私は化粧をしていた。ゲームでいうと「バフをかける」って感じ。メイベリンのマスカラで攻撃力アップ!みたいな。

おしゃれな服を着るなら化粧もガッツリするべきだと私は思う。やり方や色味、雰囲気を服に合わせる(逆でもいいけど)。そこまでやってはじめて「おしゃれをした」といえる。


今回買った服は別に一回こっきりで構わないのだ。セール品だったし。

ただ私はせめてもう一度だけ、おしゃれに全身全霊を尽くしていたあの頃に戻ってみたいのだ。今よりも病んでたかもしれないけど、あのころ見えていた世界は最高にブッ飛んでてロックだった。

イタいとかキモいとか思われたってかまわない。ていうか、たとえば他人を見て「うわっデブw」と笑う人は己の体にめちゃくちゃコンプレックスがあるんだと思ってる。太ってなくてももっと身長がほしいとか。他人の「醜い(と自分がみなした)部分」を貶さないと気が済まない人は自分が同じところを刺激されたら嫌だからだ。悪口も「自分が言われたら嫌なこと」が先んじて出るとされている。プライドの防衛ともいえるし牽制ともいえる。

なので私は「キモいって言うほうがキモいんですよ」という理屈は正しいのではないかと考えてる。Twitterのリプで「低学歴、高卒」が相手のダメージになると思ってる人はよほど学歴がコンプレックスなのだろう。かわいそー。


服の話に戻るけど、私にもっと服飾の技術なりなんなり備わっていたらもっと可愛くカスタムしたのに……と残念に思う。スカートに何の飾りもなくて地味なのがつまらない。フリルとかリボンとかつけたい。

でもいいんだ、何度も言うけどどうせ一回しか着ないから。

これが人生最後の最後のおしゃれ!くらいにハチャメチャに気合い入れて、台風の進路と発達状況を様子見しつつ近々美容室行ってきます。

可愛くなるぞーーーーー😊☺️❤️💋💗💪✨🥰💄👗👠🤗😇🌟💫